僕の好きな先生♪♪(2番バッター福島です)


福山にいた時、とってもお世話になった先生。
10年とちょっと一緒に仕事をした。平成21年3月で任期満了。
もともと高等学校の社会科の先生。教頭先生や教育委員会も経験されたベテラン。
穴吹学園では広報担当として広島県内はもちろん、県外の高校にも精力的に訪問して、高校と穴吹の大切な連結パイプ役だった。高校との連携は、先生のライフワークだった。
七十歳過ぎても衰えない先生の仕事の対する情熱はどこから来るのだろう、「すごい」と感心していた。
僕が高松に転勤する直前、偶然にも学校でお会いする機会がった。その時先生はご自身の転勤経験を例にあげていろいろヒントをくれた。
校門まで一緒に歩きながら、「ありゃーなぁー、福島先生・・・・・」と最後のさいごまで親身になって話てくれた。
福山校で一緒に勤務していた時は、いつも僕たちのことを心配して声を掛けてくれた。笑顔で、大きな声で「はい、はい、はい」を連発して。何があっても「大丈夫ですよ」が口癖の先生。
高校訪問の合間には、植木の手入れ、植樹をしながら、僕たちに「校庭の植木には意味がある。木を植えにゃーいけん。」と教えてくれた。
先生と僕の教室は高校訪問の車の中。
高校に勤務していた時の話、読んだ膨大な数の本について、学生募集について、その他数えられないくらいいっぱい教えてくれた。先生は僕に「先生知っとる?とか先生聞いたことある?」と前置きして本の名前・作者・中身を話してくれた。本を読みなさいとは1回も言わなかった。でも僕は知らず知らずのうちに先生の話の中に出て来た本を読むようになっていた。何かゼミみたいな時間だった。
それからもうひとつ、先生は車の運転をしないが、何処の高校に行くにも的確な道案内をしてくれた。「次の信号を右とか次の交差点を左」なんてね。ナビがなくても「ぜんぜんOK」。いろんな道(近道)を教えてもらった。何でそんなに詳しいのか不思議だ。
とにかく先生はすごい。先生に感謝。先生ありがとう。
皆さんの「僕の好きな先生」はどんな先生かな?